アメリカのトランプ大統領が中国やロシアの脅威を念頭にデンマークの自治領グリーンランドの領有に改めて意欲を示したことについて、中国外務省の報道官はアメリカ側の私利を得るための口実にするなと批判しました。
トランプ大統領は4日、雑誌「アトランティック」の電話インタビューで、グリーンランドについて「中国やロシアの船に囲まれている」として懸念を示したうえで、「自国防衛の観点から絶対に必要だ」と述べ、改めて領有に意欲を示しました。
これについて中国外務省の林剣報道官は会見で次のように述べ、トランプ大統領の発言を批判しました。
中国外務省 林剣 報道官
「私たちはアメリカ側がいわゆる中国脅威を自身の私利を得るための口実にしないよう促す」
また、トランプ大統領がアメリカが介入対象とするのは、“ベネズエラが最後の国ではない可能性”を強調したことについては、「中国は国連憲章の趣旨と原則に基づいて国と国の関係を処理するよう一貫して主張する」としてアメリカをけん制しています。
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