■出産育児一時金を50万円に増額も子育て支援の財源確保は?

ホランキャスター:
もう一点、将来世代へのサポートという意味で注目されているのが、子育て支援です。
10万円相当の子育て支援を来年以降も継続すること。それから、出産育児一時金を現行42万円から来年度50万円に拡充することなどを挙げているんですが、それぞれ一体どこまで進んでいるのかというのを見ていきます。

まずは、「子ども子育て予算倍増」について。
自民・公明両党は、出産家庭に10万円相当を支給する事業を恒久化するため、安定財源(毎年1000億円程度)の確保を目指し、税制改正大綱に「検討事項」として盛り込むことで合意しました。

予算倍増となりますと、それだけどこからかお金を持ってこなくてはなりません、ということで、今回の防衛費と同様、将来的に「なんらかの増税」が検討される可能性が大いにあるわけです。

そしてもう一つ、出産育児一時金を拡充しますということなんですが、現行の42万円を来年度から50万円にしますということでした。これに関して加藤厚労大臣は13日、「出産費用が年々上昇するなか、直近の出産費用をまかなえる額に設定するという考えで判断されたもの」と話していました。

出産にかかる費用は全国平均(昨年度)47万3000円あまりということで、一時金50万円になれば、その分カバーできそうかと思うんですが、そういかないんじゃないかという声が街中から上がってきています。

20代母親
「50万円になるのはありがたいが、病院側も値上げしていたちごっこになる」
30代夫婦
「50万円に上がっても足りない。できれば全額負担だとうれしい」

井上キャスター:
もちろん防衛費の議論も大変重要だと思うんですけど、一方で、日本はこれからどんどん人口が減っていく、現役世代が急減していく、その国を全体像としてどういう日本にしていこうとしているのか、岸田総理の全体像を聞きたいというか、提示していただきたい。

若新雄純さん:
やっぱり子どもとか子育ての手当を厚くするのであれば、国ってお金は入るか出るかのどっちかなので、いま、税金でいっぱい集めるって話になっちゃってますけど、元々は出る方を減らすっていう話もあったわけじゃないですか。手厚くし過ぎてるところを削るっていう話もあったはずなのに結局できてない。つまり、子どもにお年玉でお小遣いをたくさんあげるために、お父さんお母さんが借金に行ってるみたいな状態で、それよりもお小遣い増やすんだったら、ちょっとじいちゃんばあちゃんが使いすぎてる物を我慢しようねとか、お父さんお母さんの贅沢をカットしようねって、お小遣いを増やすっていうんだったら、家のあり方が変わるわけだけど、いまそうやってお小遣いのために借金かみたいな、その状況は根本的に変えないと社会の新しい画にならないんじゃないかなと思いますね。