アメリカのトランプ大統領は、デンマークの自治領グリーンランドについて、「自国防衛の観点から絶対に必要だ」と述べ、改めて領有に意欲を示しました。これに対し、デンマーク側は強く反発しています。

トランプ大統領は4日、雑誌「アトランティック」の電話インタビューで、アメリカが介入対象とするのは、“ベネズエラが最後の国ではない可能性”を強調しました。

そのうえで、グリーンランドについて「中国やロシアの船に囲まれている」として懸念を示したうえで、「自国防衛の観点から絶対に必要だ」と述べ、改めて領有に意欲を示しました。

これに対し、グリーンランドを自治領とするデンマークのフレデリクセン首相は「グリーンランドは売り物ではなく、アメリカに併合する権利はない」と強く反発し、同盟国に対する「脅迫」をやめるよう求めました。

これに先立ち、アメリカのミラー大統領次席補佐官の妻であるケイティ氏が3日、グリーンランドの地図に星条旗を描いたイラストを「もうすぐ」という言葉とともにSNSに投稿。デンマーク側から批判の声が上がっていました。