スパイスの素人が一から始めた商品開発

スパイスは一から手作りしていて、野菜を乾燥させる工程では素材の色が変わらないように、特に温度と時間が重要だという。

また最難関はスパイスを混ぜ合わせる「調合」

辛さ・旨さ・香りなどバランスの取れたスパイスを目指し試行錯誤が続いた。

3年前に4ヶ月をかけて作ったスパイスの試作品は13種類。

藤田茂さん
「ちょっとゆず胡椒をイメ―ジした形でゆずの香りとかもですね、思っていたのとはちょっと違う。七味唐辛子を真似して、いろいろかけて食べてみたんですけど、失敗と言いますか」

こちらが8番目に開発した商品。今の「しげるの八番」のもとになったものだという。

藤田茂さん
「ナツメグもうちょっと足した方がいいんじゃないかとか、オニオン砕いた方がいいんじゃないかとか、少しずつ配合を変えていったりとか、いろんな物を加えていったりですね、最終的にしげるの八番の商品が出来上がった。ど素人なので、結構いろんな方に食べていただいて、これいいんじゃないかってお言葉をいただいたときには、すごくうれしく思いました」