富山県高岡市内に住む80代の女性が警察官や検事をかたる男らから約1400万円だまし取られる被害があったことがわかりました。
警察によりますと、ことし7月上旬、高岡市の80代女性の自宅に新潟県警察を名乗る男から「あなたは事件の被害者になっている」「他言してはいけない」と電話がありました。
その後、新潟県警捜査二課の「ナカムラ」と名乗る男から定期的に連絡が入るようになり、11月上旬には検事の「キムラ」を名乗る男から「犯人を捕まえるために紙幣番号を調べる必要があり、お金を預からせてほしい」などと電話があったということです。
11月27日、女性はキムラから「現金を封筒に入れ、自宅前の郵便ポストの上に置いてほしい」「電話は切らずにつないだ状態にしてほしい」と指示され、女性は指示通り郵便ポストの上に現金600万円が入った封筒を自宅前の郵便ポストの上に置きました。キムラとの電話が切れた後、封筒はなくなっていました。














