岩手県大船渡市の大規模山林火災で被災した養殖アワビを手がける大船渡市の水産会社で27日、例年より2日早く仕事納めが行われました。
大船渡市三陸町綾里でアワビの陸上養殖を手がける元正榮北日本水産は、今年2月に発生した大規模山林火災で250万個におよぶアワビが死滅するなど、およそ5億円の被害を受けました。
本来ならおせち料理用の出荷に追われる時期ですが、出荷できるアワビがないため例年より2日早く27日が仕事納めです。古川季宏社長は「来年は復興に向けて一歩一歩進む年にしたい」と話していました。
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