ウクライナで大統領選挙が実施された場合、ゼレンスキー大統領が敗北する可能性が高いとの世論調査の結果が公表されました。
ウクライナの調査会社SOCISは、今月12日から18日まで世論調査を実施しました。
その中で、「近い将来、大統領選挙が行われたら誰に投票するか」との設問では、ゼレンスキー大統領と、ウクライナ軍の前総司令官で駐イギリス大使を務めるザルジニー氏が決選投票に進むことになり、その結果、ゼレンスキー氏の36%に対し、ザルジニー氏が64%と大きく上回る結果となりました。
ザルジニー氏は去年、ゼレンスキー大統領に総司令官を解任されましたが、今も国民から高い人気を保っています。
また、ザルジニー氏が大統領選に出馬しない場合でも、ゼレンスキー氏は決選投票で、国防省のブダノフ情報総局長と争うことになり、ブダノフ氏が56%、ゼレンスキー氏が44%と、いずれにしてもゼレンスキー氏が敗北する公算が大きいとしています。
ウクライナ大統領選は去年実施されるはずでしたが、ロシアによる侵攻で戒厳令下にあるため大統領選を行うことができません。
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