NEXCO中日本は、インターチェンジやジャンクション、サービスエリアなどから高速道路の本線に合流する箇所で渋滞が発生している時は、「加速車線の先頭まで進み、ゆずりあいの精神で1台ずつ交互に合流」するよう呼びかけています。
この合流方法は “ファスナー合流” と呼ばれ、規則正しく1台ずつ交互に、ファスナーのように合流する方法です。渋滞緩和の実績も上げています。
NEXCO中日本が2019年に行った調査によると、当時2車線の合流地点でラバーポールを合流車線の先頭まで延ばし、「ファスナー合流」を促したところ、運用開始前と比較して交通量全体は横ばいだったにもかかわらず、渋滞による損失時間が約3割も減少しました。
渋滞区間の平均通過時間は、約13分から約10分に、3分短縮される地点もあったといいます。














