全国で1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は、4週連続で減少しました。一方、29の府県で「警報レベル」の基準を超えています。

厚生労働省によりますと、今月21日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「32.73人」で4週連続で減少しました。

「警報レベル」の基準である30人を超えているのは29の府県で、最も多いのは宮崎県の「94.75人」、次いで鹿児島県の「76.54人」でした。

また、インフルエンザの影響により、全国の5169の学校などで休校や学級閉鎖となっています。

厚労省はマスクの着用や手洗いなど、感染対策を呼びかけています。