内蔵に張りついた、アニサキス。とぐろを巻いてくっついていました。

奥田さんは「アニサキスが多い魚は、なるべくしっかりと火を通すか、冷凍できるものは冷凍している。さばくときは、目視で確認し必ず水で洗うようにしている。血が混ざると見えづらくなってしまうので、水で洗い、ペーパータオルで水気を取って確認するようにしている」と話します。

一方で、腹の部分は切って使わないこともあるといいます。もし食中毒が起きてしまうと、飲食店としても失うものが大きいためです。

奥田さん
「お客様にご来店いただいて飲食店が成り立っている。一度でも食中毒は出したくないと思ってやっている」