ことしの平和祈念式典で世界に向け発信された「長崎平和宣言」を、長崎市長が英語で読み上げた動画が26日、長崎市に寄贈されました。

動画は、NBCが「平和宣言」を世界に広く発信することで、被爆の実相を広め、核兵器廃絶の機運を高めようと、被爆80年事業の一つとして企画・制作しました。

およそ13分の動画の冒頭は、デジタルコンテンツを手がける企業などの協力を得て、1945年8月9日の浦上天主堂の様子を、被爆前から原爆投下後の「惨状」に至るまで、CGで再現しています。

鈴木史朗長崎市長 長崎平和宣言「Though the power of one ~」
(たとえ一人ひとりの力は小さくとも、それが結集すれば、未来を切り拓く大きな力になります)

動画では、鈴木市長自らがことしの「長崎平和宣言」の全文を英語で読み上げています。長崎市は、この動画を来月、公式のyoutubeチャンネルで配信する予定です。