「未公開株を先行して買うことができる」などとうその投資話を持ちかけられ、山口県和木町の女性(60代)が現金1745万円をだまし取られました。

警察によりますと、女性は今年7月、SNSに表示された株への投資を勧める広告を通じて、株投資の指南役を名乗る人物と知り合いました。

SNSグループで、その人物や複数人の参加メンバーから「未公開株を先行して買うことができる」「投資の先生が優良株を紹介する」などと株投資を勧められたということです。

話を信じた女性は、投資名目で13回にわたり現金1745万円を振り込み、だまし取られました。

投資の利益を出金しようとしたところ、さらに金を要求され、不審に思った女性が警察に相談して発覚しました。

警察は詐欺事件として捜査するとともに、「会ったこともない人がから無料で投資を教えるといった話が出たら詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。

また、宇部市の女性(30代)は、警察官を名乗る人物から電話で「あなたはマネーロンダリングの容疑者になっている」などと言われ、現金100万円をだまし取られる被害に遭いました。