2027年春に行われる次期県議選に向け、富山県議会の議員定数を現行の40から2つ減らして、38とする議長案が示されました。

これは、25日開かれた県議会の各会派代表者会議で、武田慎一議長が示したものです。
議長案では、人口減少などを踏まえ、下新川郡選挙区と高岡市選挙区の定数を1ずつ減らし、総定数を、現行の40から38とするとしています。

定数を38に削減した場合、議員1人あたりの人口は2万5953人と、前回選とほぼ同数を維持すると試算され、実現すれば、2007年以来20年ぶりとなります。

県議会 武田慎一議長「人口の減少や偏在が進展する中、定数等を見直すタイミングを迎えていると考えている」

一方、富山市の第1選挙区と第2選挙区の合区については、都市部と中山間地域で課題が異なることなどを理由に、見送るとしています。

武田議長は、全会一致での合意を目指し今年度中にとりまとめたいとしています。














