岡山を代表する味覚のブドウをクリスマスや正月にも食べられたら嬉しいですよね。津山市では冬でも楽しめるブドウの販売が始まりました。

津山市の地域商社「曲辰(かねたつ)」が販売する「冬姫(ふゆひめ)」です。新しい品種ではなく、10月に収穫されたシャインマスカットを、0℃以下でありながら果実が凍らない技術で保存したものです。


氷温貯蔵と呼ばれ、鮮度や風味を4か月キープできるといいます。

(地域商社 曲辰 芦田昭雄 社長)
「味も獲れたてとほぼ変わらないという状況でございます」
津山市役所でこのブドウ「冬姫」の販売報告会が行われ、谷口市長らが試食しました。
(谷口圭三 津山市長)
「今が冬だとは思えない。露地物が出てきているとかそんな感じですね」

果物の需要が高まるクリスマスや正月商戦を視野に入れた「冬に楽しめるブドウ」。津山市の新たな特産品にとの期待も寄せられています。
(谷口圭三 津山市長)
「全国に知っていただいて、そして食べていただいて、この良さを分かっていただけるようにしっかり取り組んでいきたい」

(地域商社 曲辰 芦田昭雄 社長)
「受け入れられると思っておりますので自信をもって販売していきたい」
「冬姫」はきょうから曲辰のオンラインショップで200房限定で販売されます。
(※価格は600g税込で3800円程度だということです)