瀬戸内海で、養殖のカキが大量死していることを受け、岡山県は被害を受けた養殖業者に対して経営支援を行うことなどを発表しました。

伊原木知事が臨時の記者会見で発表したものです。今年、県内各地の漁協では養殖のカキが大量死していて、多いところでは約8割が死滅しています。これを受けて県は、被害を受けた養殖業者が金融機関から融資を受ける際の利息の一部を負担する利子補給制度を実施するということです。

(伊原木隆太岡山県知事)
「不可抗力で大変な目にあっているのだから、ぜひ応援してほしいという県民の皆さんの声を受けての対応策なので、ぜひそれぞれの生産者のみなさんに頑張っていただきたい」

また、原因の調査体制を強化するための約457万円が、今年度の補正予算に計上されています。