2025年7月、浜松市中央区の住宅で当時75歳の父親を殺害したとして、静岡地検浜松支部は12月24日、男性の息子とその妻を殺人の罪で起訴しました。

殺人罪で起訴されたのは、浜松市中央区雄踏町宇布見の無職の男(27)とその妻で、フィリピン国籍で愛知県一宮市に住む無職の女(29)です。

起訴状によりますと、2人は2025年7月31日夜、浜松市中央区篠原町の住宅でこの家に住む男の父親(当時75)の首を絞めつけるなどして殺害した罪に問われています。父親の死因について、警察は解剖したものの、明らかにできなかったとしています。

また、男は、すでに起訴されているブラジル国籍で埼玉県幸手市の露天商の男(42)と埼玉県の解体工の少年(17)とともに、男性の遺体を車に乗せて運び、浜松市浜名区内の山林の斜面に遺棄した死体遺棄罪にも問われています。