さらに元教諭の女性は、「中学校のプールで授業を行うことに懸念を覚え校長に進言したものの、『教育委員会と相談して決める』と言われ、自分ではどうしようもないと思った」とも証言しました。

そして、弁護人から「教育委員会から送られていた、安全管理についての案内を熟読しなかった理由」を聞かれると、「日々の残業に追われていた。時間外労働は月50~100時間だった」と答えました。

また、亡くなった凰汰くんについては、「『申し訳ない』では言い表せない。生涯、忘れないことを誓う」と、涙ぐみながら頭を下げました。

次回の裁判の日程は決まっていませんが、年が明けた2026年に行われます。