伊藤大海 野球の”原点”

野球に取り組む姿勢や考え方の原点は「超最強のエース」にあると伊藤は言います。

伊藤大海投手(2024年7月)
「(エースの理想像はやはりダルビッシュ投手?)そうですね、ダルビッシュさんが理想です。やっぱり誰が見て持っていうところと圧倒的だったっていうのと本当にゲームを支配していたあの雰囲気を出せる存在になりたい」

2025年シーズン、ローテーションを守り抜き、チームではダルビッシュ以来18年ぶりに沢村賞を受賞。本人に1番評価する項目を聞いてみると?

伊藤大海投手
「何ですかね…イニングか三振ですかね。完投・完封がかなり減ってきているので、そこでイニングにこだわって200イニングは届かなかったが、それに近いイニングを投げ切れた。記録では6完投だが9回まで投げて決着がつかない2試合があるので本当は8完投している」

さらに奪った三振数もキャリアハイの195個。ここぞでギアを上げ、ゲームを支配する姿にファンの心も踊りました。

そんなファイターズのエースに直球の質問をぶつけてみました。

渕上紘行キャスター
「今季の成績でダルビッシュ投手に近づけたと思いますか?」

伊藤大海投手
「全然近づけてないです。イニングも200どころの話じゃ無いので220・230や三振も200どころの話ではないのでちょっとまだっすね」

渕上紘行キャスター
「同じ沢村賞を受賞したが」

伊藤大海投手
「来年のこの時期にやりましたってくらいにはなりたい」