竹原市の田万里川の支流から国の指針値を超えるPFASが検出された問題で、周辺を追加調査したところ、さらに高濃度のPFASが別のポイントから検出されました。

新たにPFASが検出されたのは、東広島市西条町上三永にある田万里川の支流で、200ng/Lと、国の指針値(50ng/L)の4倍にあたります。

これは、10月に竹原市に位置する田万里川の支流で130ng/LのPFASが検出されたことを受け、県と竹原市、東広島市が共同で追加の調査をしていたものです。

結果としては、新たに調査した河川の9地点全てからPFASが検出されました。地下水は、6地点中2地点で検出されましたが、指針値超過はありませんでした。

今後について広島県は、両市と連携して、超過地点での水質の推移を監視するとともに、周辺の工場や事業所でのPFASの使用履歴の有無などを確認するということです。