新潟県の柏崎刈羽原発6号機について、東京電力ホールディングスは来年1月20日に原子炉を起動すると発表しました。

東京電力HD 小早川智明 社長
「来年1月20日に原子炉を起動し、実際に蒸気を使用した状態でプラントの健全性を確認いたします」

東京電力は原子力規制委員会に「使用前確認変更申請」を提出。認可されれば、設備の動作確認が可能になり、営業運転は2月26日を予定しています。

小早川社長は「安全の追求と信頼を得る取り組みにゴールはありません」と強調しました。

柏崎刈羽原発の再稼働は、きのう、地元・新潟県の花角知事が「了承する」と国に伝えていて、東日本大震災以降、「東電の原発」が初めて動き出すことになります。