男子プロゴルフ最多のプロ通算113勝(国内ツアー94勝)と活躍した尾崎将司さんが、23日、「S状結腸がん」のため亡くなりました。78歳でした。

大柄な体格と豪快なプレーから“ジャンボ”の愛称で親しまれた尾崎さんは、プロ2年目に宮崎市のフェニックスカントリークラブで行われた日本プロゴルフ選手権大会で初優勝。
わずか3か月で5勝をあげ、賞金ランキングの制度が始まった1973年には初代賞金王となりました。

また、尾崎さんはダンロップフェニックストーナメントに大会最多となる46回連続出場を果たし、95年には最終18番でイーグルによる逆転優勝、96年には大会3連覇とともにプロ通算100勝を達成しました。

フェニックスカントリークラブは「最後までダンロップフェニックストーナメントにご参加頂いたことは特別な思いをお持ちいただいていた証と実感しております。尾崎将司様にはゴルフ界のみならず、宮崎そして弊社の発展にも長年にわたり多大なるご尽力を賜りました。ここに改めて深甚なる感謝の意を表します。ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。

葬儀は近親者のみで執り行われる予定です。