未来へ繋ぐ“バトン”
この日のハイライトは、笑いだけではありませんでした。イベントの収益は、千葉選手の希望で、全額がアルビレックス新潟のアカデミー(育成部門)へ寄付されることが発表されたのです。
ステージにはU-18の選手たちが登壇。赤いパンツ一丁の姿で未来のアルビ戦士たちと並んで写真に収まる光景は、シュールでありながらも、確かなバトンの継承を感じさせるものでした。
さらにサプライズで登場した中野幸夫社長からは、初代Jリーグチェアマン・川淵三郎氏がデザインしたという「黄色いネクタイ」が贈られました。
そして花束を持って現れたのは、なんと千葉選手の長男。「パパの隣に」と促された息子さんは、パンツ一丁の父を見て一言。
「あのさあ……パンツ一丁なんなよ!」
息子からの鋭すぎるツッコミに、千葉選手もタジタジ。
会場はこの日一番の温かい笑いに包まれました。














