「ケツバット、って皆さんわかりますか。選手のお尻をバットで殴る。そういったことを繰り返していたために、それが報道されることになったんです。腹を立てた顧問は陵平に、誰がメディアにチクったのか聞いて回れ、と指示をしました」「陵平は大粒の涙を流しながら母親に言いました。そんなことはしたくないと」
「指導死」の名付け親 大貫隆志さん
生徒指導により追い込まれた子どもの自殺は「指導死」と呼ばれるが、その名付け親がいる。
大貫隆志さんだ。
自身も、二男を指導死で亡くした自死遺族。
その経験から、学校での指導死やいじめ、体罰などをなくすための調査研究を行う一般社団法人の代表理事を務めている。
大貫さんは2025年11月、沖縄で行われた講演会で、スポハラの根絶を訴えた。
※読者の方へ 読んでつらい気持ちになったら、この記事から離れてください。
【スポハラ特集 5部作】
(第1話)「怒鳴る指導」で成果、強い副作用も
(第2話) 勝てなくなるのが怖い指導者
(第3話) 本記事
(第4話)「殴ってくれたから今がある」美談の罠
(第5話) スポーツマンは聖人君子か














