熊本県の木村知事と熊本市の大西市長は、今年8月の記録的な大雨による被害を踏まえ、県と熊本市が連携して坪井川沿いの浸水対策を進めることを明らかにしました。

12月24日に熊本県庁で開かれた「県・熊本市調整会議」で両者が顔を合わせました。

この会議は、県と市の連携が必要な喫緊の課題について協議するため、定期的に開かれているものです。

今回は、8月の大雨を踏まえた浸水対策などについて議論し、県が坪井川などに堆積した土砂の撤去や堤防のかさ上げを進め、熊本市が排水機場の主要設備を2階に移設するなどの対策を、分担して進めると確認しました。

熊本市 大西一史市長「情報の共有や県市連携で災害時を想定した訓練を実施するなどして、市民の皆さん県民の皆さんにしっかり周知啓発を行っていくことが重要だと思っています」