12月8日の地震で被害を受けた、青森県むつ市の「むつ総合病院」についてです。新しい病棟の総事業費は約364億円と見込まれ、むつ市などが国へ財政支援を要望しました。
むつ市の山本知也市長は23日、厚生労働省の仁木博文 副大臣を訪ね、むつ総合病院の再建への支援に関する要望書を手渡しました。
病院は8日の地震でスプリンクラーが破損し、一時病棟が使えなくなったほか、ひび割れが著しく設備も耐震基準を満たしていません。さらに、新しい病棟の建設の総事業費は364億円と見込まれています。
このため、要望では国に対して財政支援と再建にあたって国や県、それにむつ市が参加した協議体の設立を求めています。
むつ市 山本知也 市長
「年度内には、ある程度の再建方針を固めたい。その中でおさまるように、相手があることなので、協議しながら進めていきたい」
山本市長は、仁木副大臣との協議により財政支援については一歩前進したとしています。














