高知県は、長時間労働の是正などを目的に9月から働き方改革の取り組みを進めています。23日は各課が取り組み状況を共有しました。

県は9月に働き方改革のコンサルティングを行う「ワーク・ライフバランス」社と協定を結び、取り組みを進めています。それ以降、県は課ごとに、業務における課題や目指すべき理想の姿などについて議論を重ねていて、23日は4つの課が取り組みの状況を発表しました。

商工政策課や職員厚生課などは、職場環境に対する不満や、業務の属人化などについて議論してきたと話し、気軽に話せるための「おやつ時間の導入」やもともと行っていた朝の会で当日の業務について報告をすることにより、職場の雰囲気の改善や業務効率化につながったということです。

(ワーク・ライフバランス 川本孝宜さん)
「お互いの自分たちの良い関係性があるから相談できたりこういう取り組みができたり結果的に残業時間が減ったね協力で来てるね、そんなところの成功体験を今後続けていただけると自走しながら取り組みを続けられる」

県は引き続き、働き方改革に取り組み、2026年3月にも共有会が開かれる予定です。