任期満了に伴い2026年3月に行われる石川県知事選挙について、連合石川は23日、現職の馳浩氏の推薦を決めました。知事選をめぐっては、すでに出馬を表明している現職の馳浩氏と、新人で前の金沢市長・山野之義氏の2人が、連合石川に推薦を求めていました。

23日開かれた連合石川の執行委員会では、中小企業対策などへの評価を踏まえ、執行部から馳浩氏の推薦が提案され、全会一致で決定しました。連合石川が支援する国民民主党石川県連はすでに山野之義氏の支持を決めていて、一本化に向けた協議が進められていましたが、支援先が分かれる結果となりました。

連合石川の小水康史会長は「連合石川として、やはり労働者目線、地域で暮らす生活者目線というのを最重要として今回の判断に至った。そうなってくるとやはり各政党・政治家の皆さんと必ずしも同じ考えにはならないと思っている。国民民主党石川県連の判断に我々がとやかくいう問題ではない」と話しました。
石川県知事選挙をめぐっては、自民党県連と県議会第2会派の「未来石川」が馳氏を推薦、社民党県連合が支援を決めていて、共産党が候補者の擁立を検討しています。














