仙台市は2026年4月から市立小学校の給食費を無償化すると明らかにしました。国の交付金のほか市の独自財源で賄います。

郡仙台市長:
「子どもたちに十分な栄養価の給食を提供し健やかな成長を支えること、子育て家庭への経済的な支援を図っていくこと、この両面から子育てがしやすい街づくりを一層進めていきたい」

これは、23日の定例会見で郡仙台市長が明らかにしたものです。仙台市の市立小学校の1人あたりの給食費は1日290円で市の試算では充実した給食の提供には月7000円が必要です。12月18日に自民、維新の与党と公明党が2026年4月から小学校の給食費の無償化に向け子ども1人あたり月5200円を支援することで合意しています。

市はそれを超える費用は独自に予算を組み無償化を実現するということです。市の負担は年間10億円程度の見込みで2026年度の一般会計当初予算案に関連する費用を盛り込む方針です。