政府はきょう、地方創生を推進するための総合戦略を閣議決定しました。

政府がきょう、閣議決定したのは、「地方創生に関する総合戦略」です。

「地方創生に関する総合戦略」は、各省庁における地方創生を推進するための具体的な事業を整理したもので、▼「強い経済」をつくること、▼「豊かな生活環境」を実現すること、▼「選ばれる地方」になることなどという3つの目標が設定されています。

政府は、東京圏以外の地域における一人当たりの労働生産性の成長率を、AIやドローンなどの技術の徹底的な活用を通じて、2029年度までに東京圏以上にすることなどを目指すとしています。

政府は今月4日、地域の活性化などを議論する「地域未来戦略本部」の初会合を開いていて、高市総理は黄川田担当大臣に対して、「地域未来戦略」の政策パッケージを26年夏までに取りまとめるよう指示しています。

政府は、きょう閣議決定した「地方創生に関する総合戦略」を踏まえた上で、さらに地域の経済に特化した「地域未来戦略」の検討を進めていくとしています。