「いってらっしゃい」と送り出せる環境へ

藤森祥平キャスター:
正直ドナー休暇の存在を知りませんでした。しかもまだ導入したり検討している企業は4.5%で少ないですね。當銘さんご自身も会社にこういう制度があることを知らずに、実際に自分で有給を取ろうと最初考え相談をして、会社側が前向きにどうぞいってらっしゃいと。周りの理解はやはり不可欠ですね。

小川彩佳キャスター:
當銘さんのように、つぶさにドナーとしてのプロセスを取材させてくださって、この映像というのは貴重だなと感じましたし、ドナーになった方が、「休んでごめんなさい」ではなく、「行ってきます」と、そして周りの方も「いってらっしゃい」というふうに送り出せるような温かい空気が広がっていったらいいなと思います。

藤森キャスター:
そもそもドナーが少ないことや、どれだけ貴重なのか、負荷がかかることも含めてまず理解を広めた上で、みんなが言いやすく、名乗り出やすい環境を作らないといけませんね。