地震で高架橋の一部に損傷が見られるなどして運休していた「JR八戸線」が、一部区間で運転を再開しました。
中澤美寿妃 記者
「2週間ぶりに一部区間で運転を再開した『JR八戸線』が鮫駅に到着しました」
JR八戸線は、8日に発生した地震によって高架橋などで「ひび割れ」などの被害が70か所確認されたため、翌日から運休が続いていました。こうしたなか、安全が確認された鮫駅~久慈駅の間で22日朝に運転が再開しました。
乗客は
「臨時でも動かしてくれたことに感謝している。けっこう不便だった」
乗客は
「ありがたい。親の車を使っていたが、どこも同じで渋滞が起きていた」
一方で、八戸駅~鮫駅の間は代行バスの運行が始まり、通学や通勤に利用する客が続々と乗り込んでいきました。
JR八戸線は、12月30日午前9時ごろの全面再開を目指しているということです。
全面通行止めとなっている、むつ市の県道田名部停車場線は、年内をめどに片側交互通行で再開する見通してあることが分かりました。
県道は、旧むつ松木屋ビルに面していて、損傷した外壁などの落下の恐れがあるため、県が23日から緊急安全対策工事を実施するということです。
一方で、市道柳町線については通行止めが継続されます。














