災害時、留学生に役立ててもらおうと英語で表記された「防災備蓄品」のセットが岡山大学に贈られました。

簡易トイレや非常食など、パッケージが英語で表記された防災備蓄品セットです。

岡山後楽園ロータリークラブが寄贈したもので、きのう(15日)岡山大学で贈呈式が行われました。これまで国内での災害時に、外国人は避難方法が分からず逃げ遅れるケースもありました。

今回贈られたセットの中には災害への備えや避難方法などが英語で記されたマニュアルも含まれています。

(岡山後楽園ロータリークラブ 岡村和則会長)
「とにかくこのセットでは、英語が読める人ならば十分活用できる。今までの日本語だけならどうにもならない。そういう人たちを助けるためにこれしかない」

岡山後楽園ロータリークラブでは、引き続き災害に対する留学生の支援を続けていきたいとしています。