年末年始の特別警戒に入り、警視庁は初めて都内のアミューズメントカジノに一斉立ち入り調査を行いました。調査の結果、6割の店舗で違法行為が確認されたということです。

警視庁は、今月13日から20日にかけて歌舞伎町周辺のホストクラブなどに立ち入り調査を行い、営業許可などの確認を行いました。

また、警視庁としては初めてアミューズメントカジノ店80店舗にも立ち入り調査を行い、6割にあたる48店舗で84件の風営法に基づく違法行為が確認されたということです。

アミューズメントカジノでは獲得したチップやメダルを▼賞品に交換することや、▼店舗の外に客に持ち出させることが法律で禁止されています。

一方で、都内の一部店舗ではチップなどを他の店舗でも使用できる「ウェブコイン」と呼ばれるポイントに換え、アプリで管理していることがわかっていて、警視庁は一斉立ち入り調査に踏み切りました。

アミューズメントカジノに関し、警視庁は「違反行為について従業員の認識も低く、周知を徹底していきたい」としています。