上野のパンダ6時間待ち 今後の貸与は「担当部門に聞いて」

20日、東京‧上野動物園にはまだ暗いうちから多くの人が詰めかけ、開園前には3600人が列を作りました。その目的は...
パンダを見に来た男の子
「1月末でパンダが中国に行っちゃうから、早めに(見に)いこうとおもって」

東京‧上野動物園の2頭のパンダ、シャオシャオとレイレイ。2026年2月20日までという協定があり、検疫手続きなどの関係上、2026年1月、中国へ返還されることが発表されたのです。
パンダを予約なしで観覧できる最後の週末となり、大勢の家族連れが詰めかけたのですが...

上野動物園 スタッフ
「ジャイアントパンダの観覧受付は終了しました」
20日は、午前10時半すぎに受付が終了。

来園した親子
「(Q.パンダ見られた?)見られませんでした」
「見れなかったね、(日曜)7時にリベンジするんだよね」
パンダが見られるまでは、最大6時間待ち。23日からは、事前の予約が必要となります。
2026年1月下旬には見られなくなる上野動物園のパンダ。東京都は、中国側に新たなパンダの貸与を求めていますが...

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「(Q.今後、日本にパンダを貸与する方針は)あなたが言及した具体的な問題については、中国の担当部門に聞いてください」
このままでは、約50年ぶりにパンダが国内からいなくなってしまいます。














