肺炎のため、91歳で亡くなった元北九州市長末吉興一(すえよし・こういち)さんの告別式が行われました。

20日午後、北九州市小倉北区で行われた告別式には、遺族や北九州市の関係者などおよそ300人が参列しました。

末吉興一(すえよし・こういち)さんは1987年の北九州市長選挙で初当選。

その後5期20年にわたって市長を務め、「鉄冷え」と呼ばれた街の再生に取り組むなど、北九州市の発展に力を尽くしました。

告別式では北九州市の武内市長が弔辞を読み上げました。

北九州市 武内和久 市長
「あなたの功績と情熱の証は、この北九州市という街のそこかしこに、確かな形となって息づいています」

参列した人たちは、末吉さんとの最後の別れを惜しんでいました。