岡山県瀬戸内市に住む日本画家・井手康人さんの日本画教室が岡山市北区で開かれました。

教室はマルセンスポーツ・文化振興財団が日本美術院の支援を受けて開催したものです。

講師は瀬戸内市在住で、岡山に縁のある人物としては平櫛田中以来100年ぶりに日本美術院同人となった井手康人さんです。

公募で集まった高校生たちは、自分たちのデッサンを用意。表現の仕方や日本画独特の色の付け方などを教わり作品を完成させていきました。

(日本画家 井手康人さん)
「日本画の材料に触れる機会は学校教育でもなかなかないので、本物に触れていただくのが一番の目的になっています」

受講生の作品は来月(1月)2日から天満屋葦川会館で始まる「春の院展」の会場入り口に展示される予定です。