■レスリング全日本選手権(20日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)
来年、愛知県・名古屋で行われるアジア大会の代表選考を兼ねたレスリングの全日本選手権3日目。
昨年のパリオリンピック™ 女子53㎏級金メダリストで、現在147連勝中の藤波朱理(22、日体大)が57㎏級に出場。藤波は準々決勝と準決勝を危なげなく勝利で飾り、連勝記録を「149」に伸ばした。明日、21日に徳原姫花(24、自衛隊体育学校)と決勝で相まみえる。
53㎏級から57㎏級に上げて最初の全日本選手権に臨んだ藤波は、初戦となる準々決勝に臨んだ。序盤から片足タックルで相手を倒すなど様々な技で圧倒、約2分で10点を奪いテクニカルスペリオリティで準決勝に進んだ。準決勝でも、片足タックルからバックに回るなどポイントを重ねた藤波。終盤に4点を奪われたものの、7-4で勝利し、決勝へ駒を進めた。
女子50kg級には五輪2大会連続メダルの須崎優衣(26、キッツ)が出場し、2回戦、準々決勝をともに10-0のテクニカルスペリオリティ勝ち。準決勝でも第1ピリオドだけで10点を奪う完勝で決勝に進出した。21日の決勝で、森川晴凪(21、至学館大)と対戦する。
*写真は藤波朱理選手

















