花粉症の治療法(1)「薬物療法」
<抗ヒスタミン薬について>
薬物療法で一番多く飲まれているのが「抗ヒスタミン薬」。抗ヒスタミン薬は、体内でアレルギー症状を引き起こすヒスタミンをブロックすることで症状を改善する薬。ほとんどは、1日1回の飲み薬で飲み忘れにくくなっているのだとか。眠気を引き起こす抗ヒスタミン薬もあるので、使用に関しては医療機関にご相談ください。
<薬を飲む時期が大切>
抗ヒスタミン薬は、花粉が飛び始める1〜2週間前から飲み始めることが大切だそうです。免疫システムは、体内に入った花粉を敵とみなし「IgE抗体」を発生させます。IgE抗体が蓄積すると、アレルギー症状を引き起こしてヒスタミンが分泌され、くしゃみ・鼻水などを起こしてしまいます。抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンをブロックする薬なので、花粉飛散時期の1〜2週間前から服用しないと効果が出にくいそうです。
<薬物療法(抗ヒスタミン薬)のメリット・デメリット>
投与時期:1週間前〜2週間前
メリット:症状を抑える
デメリット:完治はしない
料金:約1,000円/月(保険適用)














