クマが出没し、全面閉鎖されていた広島市の安佐動物公園の西園が半年ぶりに19日から一部再開となりました。
安佐動物公園の西園では、6月の開園時間中に野生のクマの侵入が確認されたため、全面閉鎖されました。
安佐動物公園によりますと、10月2日以降、監視カメラにクマが映っていないことなどから、西園のうち動物観覧エリアの見学を12月19日から再開することにしたということです。
半年ぶりの再開に合わせ、ことし16歳になった「シフゾウ」のアスカを見に来た来園者もいました。
来園者
「角が大きくなって、きれいに生えて。足が悪いみたいなんですよ。立っている姿が見られてうれしい」
広島市安佐動物公園 阿部勝彦 園長
「レッサーパンダやカワウソなど、かわいい動物を楽しみにされていたのに見ていただけず、申し訳なかった。ようやく見ていただけるので、来園していただければ」
展望台やピクニックエリアは、引き続き立ち入り禁止となっています。














