解き明かされる「こんまりメソッド」の神髄
「場所別」ではなく「モノ別」で片付ける
では、実際の作業はどう進めるのか。ポイントは、「モノ別に片付ける」ということです。
(近藤 麻理恵さん)
「『今日はこの引き出し』『今日はこの部屋』というように、スペース別、場所別で片付けるのが一般的ですが、私がお勧めするのは圧倒的に『モノ別』です」
こんまりメソッドは、【画像②】にて図解しています。
例えば、「洋服を片付ける日」には、家じゅうにある自分の洋服をすべて一か所に集めて、山のように積み上げます。
クローゼットの中、引き出しの中、別の部屋に置いているもの…すべてです。
(近藤 麻理恵さん)
「これを実際にやってみると、皆さんがイメージする量の、およそ3倍の量が目の前に現れます。『自分がこれほどのモノを持っていたのか』という、視覚的、身体的な衝撃を受けることがとても大切なのです」
この衝撃があるからこそ、「この中から、本当に自分にとって大切なものを選んでいけばいいんだ」という覚悟が決まるというのです。














