観光PRなどを目的に岡山県美作市が制作した短編映画が海外の映画祭で最優秀作品賞に選ばれたことを記念し、地元で上映会が開かれました。

(萌乃役 久遠明日美さん)
「夏だから清々しい青空と緑が撮れたんだなと思うと、頑張ってよかったなというふうに…」

出演した俳優らが映画の撮影を振り返ります。

「美しいを作ると書いて美作」

「美作物語」は、地元の観光資源を国の内外にPRしようと美作市が制作した短編映画で、2編で構成されています。

映画では、美作市を舞台に、2人の少女の成長が、特産品の美作番茶や観光スポットなどとともに描かれています。

「ミマサカストーリー2」

9月にロサンゼルスのハリウッドで開かれた映画祭に出品。2編目の「真夏の遺影」が、短編部門の最優秀作品賞に選ばれました。

受賞の喜びを多くの市民と分かち合おうと美作市役所で開かれた記念の上映会です。

出演した俳優と監督らによるトークショーのあと、現地で受け取ったトロフィーなどが市の代表者に渡されました。

(参加した市民)
「ふだん見慣れている湯郷の町や大原の町が映像になったら、こんなにすばらしいものになるということをあらためて感じました」

「美作に住んでいても知らない景色を、海外の方にも見ていただけるというのはすごく意味があると思います」

映画「美作物語」はユーチューブなどで公開されています。市では今後も映像による観光PRに力を入れていくということです。














