バス・タクシーの就職説明会 20代の参加者も

今年11月、福岡県北九州市で実施されたバス・タクシーの就職説明会。

慢性的な人手不足が続く中、新たな運転手を確保しようと実施されました。

「これで配車受けたら準備して。これがナビになります」

中高年の姿が目立つ会場ですが、中には20代の姿も・・・。

参加した男性(29)
「ナビのシステムがルートまで示してくれるので、初心者でも勤務しやすい」


実はいまZ世代と呼ばれる20代の若者の間で、タクシー運転手の人気がじわじわ高まっているといいます。

22歳のタクシー運転手

「本日の点呼、体調どうですか」

「ばっちりです」

「睡眠もちゃんと取れていますか」

「めちゃめちゃ寝ました」


北九州第一交通の小倉営業所に勤務する東田翔さん。

平均年齢が60歳前後と言われるタクシー運転手の中では異例とも言える22歳の運転手です。

ベテラン運転手
「真面目にようやるなという感じ。覚えが早いし」

東田翔さん(22)
「ありがたいお言葉ですね、先輩から。励みになります」


長く続けられることもあり高齢者が働く印象が強いタクシー運転手。

ただ、その傾向は変わりつつあります。