11年前、伯父から性的暴行を受けたとして大阪府内の女性が刑事告訴し、警察が捜査していることが分かりました。

 JNNが入手した動画には、伯父が事実を認めるような発言が記録されていました。

 (被害にあった女性)
 「普通に人生を生きていくのがだいぶ辛い。自分の中で(トラウマを)乗り越えたと思っても全然戻れない」

 告訴状によりますと、大阪府内の女性(25)は中学2年生だった2014年、抵抗できない状態で伯父から性的暴行を受けたということです。

 JNNは24年9月、女性が被害に遭ってから初めて伯父と面会し、行為の認識を尋ねた際の動画を入手しました。

 (伯父)「欲しかってん。“存在”が」
 (被害にあった女性)「もし妊娠していたら?」
 (伯父)「妊娠しないだろうという自信だけはあったから」
 (被害にあった女性)「今まで罪悪感を抱いたことは?」
 (伯父)「正直に言っていい?バレなかったら合法って」

 女性からの告訴については、大阪府警が25年9月に受理し、伯父を準強姦の疑いで捜査していることが分かりました。

 JNNは12月、伯父を訪ねましたが、取材に応じませんでした。