自転車が絡む事故が、交通事故のうち4割を占める千葉県・市川市で悪質な運転の取り締まりが行われました。

けさ、市川市では警察官が自転車に乗っている人に対して、決められた場所での一時停止や、イヤホンで音楽を聞きながら運転しないよう注意を呼びかけました。注意に応じない人には刑事罰の対象となる「赤切符」が切られました。

警察によりますと、市川市は交通事故のうち自転車が関係する事故がおよそ40%を占め、千葉県内の平均およそ25%を大きく上回っています。

平らな道が多く、通勤や通学の手段として自転車を利用する人が多いことなどが要因となっていて、警察は「自転車も車両であることを認識し、交通ルールを守ってほしい」と呼びかけています。