利用客の減少で存廃問題が浮上しているJR姫新線について、通学に利用する高校生らが存続を要望する署名をJR西日本岡山支社に提出しました。

勝山高校と真庭高校の生徒の呼びかけで集められた4865人分の署名がJR西日本岡山支社に提出されました。

(JR西日本岡山支社 須々木淳副支社長)
「このあとどうしていくのかについて、皆さんとしっかり連携をして進めていきたい」

生徒らが訴えるのは赤字路線として存廃問題が浮上しているJR姫新線の存続です。仮に廃線となれば沿線にある高校の多くの生徒の通学が困難になるとして、今年10月から2か月間、岡山県北にある11の高校に呼びかけるなど署名を集め続けてきました。

(勝山高校 友金日向生徒会長)
「4000枚以上の署名を集めることができたので、これが存続につながればいいなと思っています」

JR西日本は「今後も県や沿線自治体の皆様と協力し、より一層連携した取り組みを行っていきたい」とコメントしています。