急激な円安やウクライナ情勢などで牛の飼料価格が高騰し厳しい経営を強いられているとして、酪農家が岡山市に経済的な支援を要請しました。

岡山市の大森市長に要望書を提出したのは、岡山市在住の酪農家らでつくるグループです。

少子化などで牛乳の需要が減ってきたことに加え、極端な円安やウクライナ情勢により飼料価格はコロナ禍前の約1.7倍に高騰。酪農経営はこれまでにない苦境に陥っているといいます。要望書では資金面での支援などを求めました。

(安富牧場 安富照人さん)
「酪農業っていう業界自体がどうなるんだろうという先行き不安な状態でして、飼料高騰に対する支援をしていただければなと考えています」

岡山市は来年2月の議会に向けて対応を前向きに検討したいとしています。