世界の主要都市を格付けする「世界の都市総合力ランキング」が発表され、東京がニューヨークを抜き、初めて2位となりました。

ランキングは森ビルのシンクタンク「一般財団法人森記念財団都市戦略研究所」が発表していて、世界の主要48都市を経済、文化・交流、交通・アクセスなど6分野、あわせて72の指標で評価しています。

この中で、東京は9年間続いていた3位から一つ順位を上げ、ニューヨークを抜き初めて2位となりました。

文化・交流部門では「外国人訪問者数」や「ナイトライフ充実度」などで大きく順位を上げたほか、居住部門では「飲食店の多さ」が1位となりました。

一方、経済部門は賃金水準の指標や優秀な人材確保に関する指標が伸び悩んだことで、去年の10位から12位に後退しました。

このほか、大阪が去年の35位から大きく上昇し18位、福岡は2つ順位をあげ40位となりました。

また、アジアではソウルや上海なども上位となっていて、担当者は「コロナ禍が明けて東アジアの大都市が力を戻しつつある」としています。

ランキングの上位10都市は以下の通りです。
▼1位 ロンドン
▼2位 東京
▼3位 ニューヨーク
▼4位 パリ
▼5位 シンガポール
▼6位 ソウル
▼7位 アムステルダム
▼8位 上海
▼9位 ドバイ
▼10位 ベルリン