台湾国防部は中国の新型空母「福建」が台湾海峡を通過した際の画像を公開しました。「福建」は先月就役したばかりで、台湾海峡の通過が確認されるのは初めてです。

国防部が公開したのは、中国の新型空母「福建」が16日に台湾海峡を通過した際の空撮画像です。

「福建」は先月に就役したばかりの中国の3隻目の新型空母で、艦載機を加速して発進させる「電磁式カタパルト」を装備しているのが特徴です。

「福建」が就役後に台湾海峡を通過するのが確認されるのは初めてです。

また、国防部によりますと、17日午前6時までの24時間で、中国の軍用機9機と艦船7隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認。うち軍用機5機が事実上の停戦ラインである「中間線」を越えて、台湾側に進入したということです。