17日正午前、北海道の道央自動車道で、走行中の空港連絡バスが炎上しました。
乗客乗員は全員避難し、けが人はいないということです。

出火した直後のバス(視聴者提供)

バスを運行していた「北都交通」によりますと、バスは、17日午前10時10分に札幌のホテル前から出発、札幌駅を経由して新千歳空港に向かっていました。

炎上したバス(提供:道警高速隊)

会社には運転手から無線で「バスで火災が発生している」と連絡が入ったということです。

出火当時、運転手は乗客を車外の安全な場所へ誘導したあと、炎が回り始めたバスから荷物を全て運び出し、乗客に渡したということです。

炎上したバス(提供:道警高速隊)

乗客は、回送中のバスに乗り換えて新千歳空港まで向かったということです。

炎上したバス(視聴者提供)

17日午前11時半すぎ、道央自動車道の千歳恵庭ジャンクション付近の上り線で、「空港連絡バスの後方から出火」と警察から消防に通報がありました。

炎上したバス(視聴者提供)

警察と消防によりますと、当時、このバスには乗客40人、乗員1人の計41人が乗車していましたが、全員避難してけが人はいませんでした。

炎上したバス(視聴者提供)

バスは札幌市内から新千歳空港に向かっていたとみられ、警察と消防が火が出た原因を調べています。

炎上したバス(北海道千歳市・17日)

この車両火災の影響で、道央自動車道の千歳ICから恵庭ICの間の両方向、道東自動車道の千歳恵庭ICから千歳ICの間の両方向が通行止めになっていましたが、午後4時半すぎに解除されました。