戦後80年 平和を願った2025年
今年は終戦から80年。

(津田高校2年・三好彩心さん)
「戦争を経験した方々の人生があってこそ、今の私たちの平和があります」

多くの仲間が戦地で死んでゆくのを見た多胡恭太郎さん(100)。
「特攻隊の作戦命令書」を書く任務に就いていました。
ある者は家族を守るため。ある者は逃げられないと諦めて。ある者は国のためと覚悟を決めて。それぞれの思いで飛び立った戦友たち。しかし皆、「生きたい」という気持ちは同じだったはず。
そんな仲間の思いを伝えるため、多胡さんは10年ほど前から、自身の経験を語り始めました。
(多胡恭太郎さん)
「みんなどんなつもりで逝ったかねえ。自問自答するんですよ。わしはなんで生きとんじゃろうな」
様々なことがあった一年が終わろうとしています。来年が平和で笑顔あふれる年になりますように。















